1、カツオ一本釣り漁法

双眼鏡でカツオのなぶら(群れ)を探し、イワシの生き餌をまいて釣り上げる方法です。
なぶら(群れ)はトリヤマ(かもめ群れ)かナガレモノ(流木、その他漂流物)を探す事によって見付ける事が出来ます。
近くまで行くと、カツオは表層近くを泳ぐので水面が他の部分と違って見えます。
船をそのカツオの移動に合わせながら生きイワシをまいって行きます。
その群れが食い気のある場合は泳ぐ勢いが遅くなり、船の回りを回り始めます。
散水器(船の周りに付いていて水しぶきを上げるもの)から水をまいて、いかにも小魚が跳ねっているように見せかけるわけです。
カツオが食い気を見せると乗組員総出で竿を出します。
釣針には簡単に魚が外れる様に返しが付いていません。
カツオが自分の頭の上に来たら、竿を軽くしゃくるとカツオは釣り針から外れます。
釣り針から外れたカツオは冷やされたブライン(海水に塩を入れて、もうこれ以上塩が溶けないっと言うまで溶かした塩水、マイナス18度位までは凍りません)が入っている魚層に入れられて冷凍されます。